刀剣入門

時代別に見る刀剣の特徴

文字サイズ

「日本刀」は、大別して「古刀」(ことう)、「新刀」(しんとう)、「新々刀」(しんしんとう)、「現代刀」(げんだいとう)の4つの時代に区分することができ、作刀された時代によって様々な特徴があります。各時代で作刀された刀剣にはどのような特徴があるのか。時代ごとに異なる刀剣の特徴をご紹介します。

刀剣写真・日本刀画像刀剣写真・日本刀画像
刀の種類、鑑定区分など、様々な検索方法で、日本刀が検索できます。

古刀の特徴

古刀」(ことう)とは、平安時代中期から安土桃山時代末期までの、約800年間に作刀された刀のこと。

平安時代中期

平安時代中期は、戦闘形式が徒歩戦から騎乗戦へ移行したことで、それまで主流だった反りのない直刀(ちょくとう)から、弓なりの反りがある湾刀(わんとう)へと変化した時期です。

藤原氏の全盛期である天歴年間(947~957年)には、「近衛府」(このえふ:宮中の警護を行う官人)が佩用(はいよう)した、長寸で反りが深く、身幅(みはば:刀を横から見たときの幅)が狭い優しい姿の「衛府の太刀」(えふのたち)と呼ばれる刀が作刀されました。

衛府の太刀

衛府の太刀

平安時代後期

平安時代後期には刀剣需要の高まりと共に刀工集団が各地で生まれ、武士の間で「毛抜形太刀」(けぬきがたたち)と呼ばれる実戦用の刀が作られます。

毛抜形太刀拵

毛抜形太刀拵

一方で、貴族の間では「飾太刀[飾剣]」(かざりたち/かざたち)と呼ばれる豪華な外装をした儀礼用の刀が流行しました。

飾太刀

飾太刀

鎌倉時代前期

鎌倉時代前期は、貴族政治から武家政権へと移行した時代です。刀剣への造詣(ぞうけい)が深く、自ら鍛冶を行っていた「後鳥羽上皇」が設けた「御番鍛冶」(ごばんかじ:各月交代で刀を作刀する刀匠)の影響で、多くの名匠が誕生した時期でもあります。御番鍛冶に名を連ねれば、高位、高官の位階が授けられるだけではなく多くの所領を賜ることができたため、身分が低い者であっても出世の機会を得られました。

太刀 銘 豊後国行平作
太刀 銘 豊後国行平作
豊後国行平作
鑑定区分
特別重要刀剣
刃長
77.3
所蔵・伝来
一橋徳川家伝来→
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

鎌倉時代中期

鎌倉時代中期は、朝廷の復権を目論んだ後鳥羽上皇が「承久の乱」で敗れ、北条氏が幕府の実権を握り、執権政治が展開された時代です。国内の内乱に加えて、「元寇」(蒙古襲来)の脅威に備え、それまでの優美な刀姿から、長寸で反り深く、身幅広く、重ね(かさね:刀身の厚み)厚く、平肉付き(ひらにくつき:地鉄[じがね:刀身の表面に現われる木目に似た文様]の膨らみが肉厚に付いていること)、猪首鋒/猪首切先(いくびきっさき:猪の首のように短く詰まった鋒/切先)となった実用向きの質実剛健な太刀姿に変わりました。

刀 無銘 伝国俊
刀 無銘 伝国俊
無銘
鑑定区分
重要文化財
刃長
67
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

鎌倉時代後期

鎌倉時代後期は、蒙古襲来をきっかけとして刀剣の姿が大きく変化した時期です。平肉が豊かに付いた当時の太刀では、蒙古軍が着用していた頑丈な甲冑(鎧兜)を斬ることができなかったのです。そこで、従来の鍛刀方法を見直すことを実施。硬い鉄とやわらかい鉄を適度に組み合わせ、地肌を「板目鍛え[板目肌]」(いためぎたえ/いためはだ)と呼ばれる鍛え方にすることで、耐久力と切れ味の両方を向上させた太刀を完成させました。

太刀 銘 備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠
太刀 銘 備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠
備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠
鑑定区分
重要美術品
刃長
79.5
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

南北朝時代

南北朝時代は、鎌倉幕府が崩壊し、戦闘形式が集団戦から個人戦へ戻った時代です。蒙古軍が使用していた長大な刀「青竜刀」(せいりゅうとう)の影響を受けた「野太刀」(のだち)と呼ばれる1m以上もある長大な太刀が作刀された他、少々の刃こぼれが生じても、研磨すれば何度でも使用することができるような造りの刀が多く登場しました。

太刀 無銘 来国長
太刀 無銘 来国長
無銘
鑑定区分
重要刀剣
刃長
86.2
所蔵・伝来
日州伊東家 伊藤義祐 →
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

室町時代

室町時代は、平和な前期と、戦国時代へ突入するきっかけとなった「応仁の乱」がはじまる後期で刀の姿も変化します。前期は、前代の実用的な作風ではなく、鎌倉時代前期のような優美な姿の刀が好まれるようになりました。しかし室町時代後期になると、再び各地で戦が発生。それまで主流だった騎乗戦から徒歩戦へ戦闘形式が変化したことで、長大な太刀ではなく、腰に差して携帯することができる「打刀」が重宝されるようになります。

刀 銘 備前国住長船忠光
刀 銘 備前国住長船忠光
備前国住
長船忠光
延徳三年二月日
鑑定区分
重要美術品
刃長
62.4
所蔵・伝来
宇和島藩・伊達家 →
刀剣ワールド財団

〔 東建コーポレーション 〕

打刀の特徴は、使用者の身長や腕の長さに合わせた寸法で、身幅広く、中鋒/中切先(ちゅうきっさき:少し短い鋒/切先)で、先反り(さきぞり:鋒/切先寄りに反っていること)となっている点。また、戦乱の時代となったことで刀剣需要が増加した結果、「数打物」(かずうちもの)と呼ばれる大量生産品の刀剣が多く出回るようになりました。現代に残る古刀で、室町時代に作刀された作の多くは、数打物であると言われています。

安土桃山時代

安土桃山時代は、戦国時代の真っただなかであり、歴史上でも有名な数々の合戦が繰り広げられた時代です。主力武器が弓矢から鉄砲へ移行した時期で、これによって刀工は刀だけではなく、鉄砲の製造も行うようになりました。

一方で、交通が発達した影響によって各地から良質な鉄を入手することが可能となったため、高品質で個性的な刀が作刀されるようになります。騎乗用として作刀された太刀を磨上げて(短く切り詰めて)打刀へと造り変えることも盛んに行われた他、刀剣収集家だった「豊臣秀吉」によって「折紙」(おりがみ)と呼ばれる刀剣鑑定書が発行されるようになりました。

刀 銘 肥前国住人伊予掾源宗次
刀 銘 肥前国住人伊予掾源宗次
肥前国住人伊予掾源宗次
鑑定区分
特別重要刀剣
刃長
70.3
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

新刀の特徴

新刀」(しんとう)とは、1596年(慶長元年)頃から1764年(明和元年)頃の間に作刀された刀のこと。平和な江戸時代へ入ると、武士の間では「大小二本差」(だいしょうにほんざし:打刀と脇差の2振を腰に差す)が正装とされ、刀身だけではなく(こしらえ)にも個性を出すようになりました。

新刀の特徴は、身幅広く、反り少なく、重ね厚く、鋒/切先側の身幅も広いため、手に持つと重みがあるように感じる点。棒樋(ぼうひ:刀身に彫られる彫刻の一種)の先端は横手筋(よこてすじ:鋒/切先の下部に入る境界線のこと)を超えない他、刀身彫刻もより美しくなるのが特徴のひとつ。地鉄は鍛え肌(きたえはだ)がはっきりせず、硬くて光が強いです。

鎬地(しのぎじ:[むね:刃の反対側]寄りの側面)は柾目肌(まさめはだ)。刃文は焼幅が広く、大模様になります。この他にも、焼き出し直刃(すぐは)にする作、帽子(鋒/切先に現れる刃文)を直刃にする作、(なかご:に収める部位)に化粧鑢(けしょうやすり)を施した作の他、長銘が多いのも特徴です。

刀 銘 井上真改
刀 銘 井上真改
井上真改
鑑定区分
重要美術品
刃長
69.1
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

新々刀の特徴

新々刀」(しんしんとう)とは、1772年(安永元年)から1876年(明治9年)までに作刀された刀のこと。「新々刀の祖」と呼ばれる刀工「水心子正秀」(すいしんしまさひで)によって「復古刀」、つまり新刀の鍛法ではなく、古刀の鍛法によって刀剣を作刀するという改革が行われたため、新刀と一線を画して、水心子正秀が作刀しはじめた1772年(安永元年)以降の刀を新々刀と呼ぶようになりました。

新々刀期に作刀された刀は、その作風の変遷によって4期に区分されます。第1期は1764年(明和元年)から1803年(享和3年)までの寛政期。第2期は1804年(文化元年)から1829年(文政12年)までの化政期。第3期は1830年(天保元年)から1853年(嘉永6年)までの天保期。第4期は1854年(安政元年)から1867年(慶応3年)までの幕末期です。

寛政期

第1期である寛政期の作風は、身幅広く、重ね厚く、反りが浅い姿を基本としています。地鉄は一見すると無地に見えるほど、一段とよくんだ細かな地沸が付いており、「濤瀾乱刃」(とうらんみだれば)と呼ばれる華やかな刃文が圧倒的に多いのが特徴です。

刀 銘 越後守包貞
刀 銘 越後守包貞
越後守包貞
鑑定区分
特別重要刀剣
刃長
71.6
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

化政期

第2期である化政期の「化政」とは、「文化」と「文政」という2つの年号を合わせた言葉が語源となっており、江戸時代末期を代表する「化政文化」の最盛期のこと。外国との接触が次第に増してきた時期であるため、いつでも実戦で使用できるように太刀の面影が強い刀姿をしています。

また、寛政期、及び天保期を先取りしたような幅の広い、重ねが厚いしっかりとした造込みの作など、当時の時代背景が反映された様々な作柄が見られるのが特徴です。

刀 銘 常州水府住直江助政
刀 銘 常州水府住直江助政
常州水府住
直江助政
鑑定区分
重要刀剣
刃長
94.5
所蔵・伝来
朝比奈弥太郎泰尚 →
刀剣ワールド財団

〔 東建コーポレーション 〕

天保期

第3期である天保期は、「天保の大飢饉」(てんぽうのだいききん)や「大塩平八郎の乱」、「天保の改革」など、江戸幕府を衰退させる出来事が多く起きた時期として知られています。四国や九州の藩の権力を強化し、中級・下級武士を藩政に参加させ、新興の地主や商人との結びつきを強くすることで経済力の強化を図って政治的危機を脱するという手法が取られたため、刀剣需要も高まりました。

天保期の作風は、身幅が広く、重ねが厚く、しっかりとした造込みで、鋒/切先は伸び、反りは少し浅めの豪壮な打刀姿。また、この時代の刀工に見られる刃文の変遷としては、備前風の刃から相州風乱れ刃へと変わっていくのが特徴です。

刀 銘 肥前国唐津住河内守源本行作
刀 銘 肥前国唐津住河内守源本行作
肥前国唐津住河内守源本行作
元禄十一犬虎天八月吉日
鑑定区分
特別重要刀剣
刃長
70.8
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

幕末期

第4期である幕末期は、欧米列強の圧力や尊王攘夷活動の活発化、「安政の大獄」(あんせいのたいごく)など、歴史上でも重大な出来事が数多く起きた動乱の時代として知られています。幕末時代の志士が多く活躍した時期であり、各地の刀工は再び武士達の需要に応えるため、多くの実用刀を作刀しました。この時代の刀は復古刀ではなく「勤王刀」(きんのうとう)と呼ばれる、勤皇志士が好んで使用した実戦刀となっています。

作風は、身幅が広く、重ねが厚く、重量感があり、反りが少なく、大鋒/大切先(おおきっさき)で、斬るだけではなく突き刺すことができるような体配となっているのが特徴です。

刀 銘 陸奥白川住固山宗俊(慶應元年八月日)
刀 銘 陸奥白川住固山宗俊(慶應元年八月日)
陸奥白川住
固山宗俊
慶應元年八月日
鑑定区分
特別保存刀剣
刃長
70.7
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

現代刀の特徴

現代刀」(げんだいとう)とは、1876年(明治9年)に発布された「廃刀令」以降、現在までに作刀された刀のこと。現代の刀工が古来の鍛法で、玉鋼(たまはがね)を使って作刀した刀のことを指します。

なお、原材料に洋鉄(ようてつ:西洋式近代製鋼法で産出される、不純物を多く含んだ鉄のこと)を用いた刀や「昭和刀」(しょうわとう)、または「軍刀」は含まれません。作風の特徴は、古刀や新刀にかかわらず、五箇伝(5つの地域に伝わる日本刀作りの伝法)を自由に採り入れたり、名刀と呼ばれる著名刀工の作を模したり様々です。

刀 銘 泰龍斎宗寛
刀 銘 泰龍斎宗寛
於東京 泰龍斎宗寛造之 泰龍子寛次彫之 明治四年五月日
鑑定区分
特別保存刀剣
刃長
67.4
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
現代刀の名工・名匠
皇室・公家に関連する刀剣の歴史などをご紹介します。

時代別に見る刀剣の特徴

時代別に見る刀剣の特徴をSNSでシェアする

「刀剣入門」の記事を読む


日本刀の由来

日本刀の由来
日本刀とは、日本独自の製法で作られた反りがある片刃の刀剣のことを言います。日本刀がはじめて現われたのは平安時代の頃。それまでは上古刀(じょうことう)と呼ばれる、大陸から伝来した両刃(もろは)の剣や直刀(ちょくとう)が主流で、海外の刀剣との大きな違いはありませんでした。日本刀発祥の歴史とそのルーツについて紹介します。

日本刀の由来

最強の日本刀

最強の日本刀
「日本刀」とは、かつて武器として使用されていた刀剣類のこと。漫画や映画などのフィクション作品では、「最強武器」のひとつとして挙げられるほど人気が高いことで知られています。最強の武器というイメージは、細身であやしい光を放つ見た目から来ていますが、実在する日本刀も、実はその切れ味の良さによって「格付け」がされていました。「最強の日本刀」を作刀した「最上大業物」(さいじょうおおわざもの)と呼ばれる刀工と共に、抜群の切れ味を誇る最強の日本刀に関する伝説、逸話をご紹介します。

最強の日本刀

名物と呼ばれる刀

名物と呼ばれる刀
「名物」(めいぶつ)とは、「享保名物帳」(きょうほうめいぶつちょう)に記載された日本刀のこと。日本刀に関する書籍に必ず登場する他、博物館などで展示される場合は「名物」と明記されるため、日本刀に詳しくない人でも言葉だけなら聞いたことがあるかもしれません。「名物」と呼ばれる刀とは、どのような刀なのか。「名物」に関する基本知識をご紹介します。

名物と呼ばれる刀

刀の楽しみ方

刀の楽しみ方
日本刀は、漫画や映画が好きな人であれば、誰もが一度は憧れる武器です。その理由は、「一目見ただけでも切れ味の良さを思わせる姿」や「素早い動きで標的を一刀両断することができる」などが連想されるため。実際に、アニメやゲーム、映画などに登場する際は、作中で「最強の武器」に設定されることもあることから、「日本刀は格好良いから好き」と言う人も少なくありません。そして、それらのフィクション作品を鑑賞する以外にも日本刀の楽しみ方は様々。現実で楽しむことができる「刀の楽しみ方」をご紹介します。

刀の楽しみ方

刀匠の紹介(時代別)

刀匠の紹介(時代別)
日本刀は、一見するとどれも同じに見えますが、大きさによって「太刀」や「打刀」、「脇差」、「短刀」などに分類されます。また、この他にも作刀者や作刀年代、作刀された地域、その時代の戦闘形式によって、様々な形状の刀が作られました。各時代、各地域で発達した刀工集団のなかには、「刀匠」と呼ばれる、優れた腕前を持つ刀鍛冶が多く存在します。そして、その作は日本史上有名な戦国武将や、幕末時代に活躍した志士達に愛用されました。それぞれの時代では、どのような刀匠が活躍していたのか。時代別に活躍した著名な刀匠とその作をご紹介します。

刀匠の紹介(時代別)

日本刀鑑定の古書(秘伝書)

日本刀鑑定の古書(秘伝書)
日本刀の研究は、武士制度の発展と共に進歩をしてきました。時代が進むにつれて刀剣研究家や刀剣鑑定士など、刀剣に関する専門家と呼べる人達が現われるようになり、刀剣・刀工の紹介、刀工の系譜や刀剣逸話・刀剣鑑定に関する書物などが作られるようになります。そうした日本刀に関する古書について紐解いていきましょう。

日本刀鑑定の古書(秘伝書)

日本刀と神社・寺

日本刀と神社・寺
日本には、神仏に対する感謝や崇敬の気持ちを込めて、神社や寺にお供え物を奉納する文化があります。これは古代から続く文化であり奉納する物も様々。収穫したばかりの米や作りたての酒、そして祭の山車や神楽舞なども奉納の一種です。日本刀が奉納されるのもこうした理由からで、人々にとって価値のある物を神仏に捧げることが感謝の意であり、今後も幸運をもたらして貰うための祈りでもありました。神社や寺のご紹介と、奉納された日本刀について見ていきましょう。

日本刀と神社・寺

刀剣鑑賞会のマナー

刀剣鑑賞会のマナー
日本刀は、実際に手に持って鑑賞することができる美術品です。そのため、日本刀を美術館や博物館で鑑賞するうちに、「もっと間近で、手に持って鑑賞してみたい」と思うようになる刀剣ファンも少なくありません。昨今の刀剣ブームにより、全国各地で「刀剣鑑賞会」が多く開催されるようになりましたが、一方で「刀剣鑑賞会は難しそう」と言う不安を感じて、参加できないと言う方も多いです。刀剣鑑賞会に参加するにあたり、事前に知っておくと便利なマナーや、鑑賞する際のポイントをご紹介します。

刀剣鑑賞会のマナー

鍔・目貫・小柄・笄・縁頭

鍔・目貫・小柄・笄・縁頭
日本刀は、その刀身だけではなく、刀身を保護する外装「拵」(こしらえ)を装着することで魅力が増す美術品です。拵に付属する「鞘」(さや)や「柄」(つか)などのことを「刀装」(とうそう)と言い、刀装を構成する各部のパーツのことを「刀装具」(とうそうぐ)と呼びます。そして、刀装具は制作者によって様々な装飾や彫刻が施されるのが特徴です。代表的な刀装具と、著名な制作者をご紹介します。

鍔・目貫・小柄・笄・縁頭