名古屋のビジネス街「名古屋・丸の内」には、ZIP-FM本社や日本メナード化粧品本社ビルなど、名高い企業が連なっています。東建コーポレーション本社丸の内ビルがあるのも、名古屋・丸の内。その1階・2階にあるのが、「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館/刀剣・甲冑博物館」です。刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館にご来館とともに、ぜひ立ち寄って欲しい、名古屋おすすめ歴史・観光スポットをご紹介します。
刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館/刀剣・甲冑博物館
「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館/刀剣・甲冑博物館」は、活気のある名古屋のビジネス街、名古屋市中区丸の内2丁目にあります。
「丸の内駅」は、新幹線が乗り入れる「名古屋駅」から名古屋市営地下鉄桜通線で、約3分。その丸の内駅から「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館」までは、1番出口を出て徒歩1分です。
名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」(名博メーハク)とくらべると規模は小さいですが、選りすぐりの刀剣や甲冑、槍、薙刀(なぎなた)、火縄銃などを入場料無料で展示しています。じっくりと間近で鑑賞できるのが良いところ。
そんな「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館」のご来館と合わせて、ぜひ立ち寄って欲しい、名古屋の人気観光スポットをまとめました。
名古屋と言えば、「名古屋城」(名古屋市中区)が有名ですが、「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館」からは、徒歩で約12分。散歩・散策にちょうど良い近さで、観光コースとしておすすめです。
名古屋城は、1610年(慶長15年)に江戸幕府初代将軍「徳川家康」が、九男「徳川義直」(とくがわよしなお)の居城として築いたお城。城郭建築の名建築で、特に天守閣棟上にそびえる金の鯱(しゃちほこ)が、眩しく輝き見事です。しかし、残念ながら歴史高い天守閣は、1945年(昭和20年)の第二次世界大戦の際に焼失。現在の名古屋城は、1959年(昭和34年)に鉄筋コンクリートで再建されました。
ところが再建から半世紀が経ち、天守閣が老朽。現在、天守閣は閉館され、耐震対策など早期復元が期待されています。現在、天守閣は閉館されているものの、城内には2018年(平成30年)に復元された「本丸御殿」や同年にオープンした商業施設「金シャチ横丁」もあり、ひつまぶしや名古屋コーチン親子丼など、名古屋めしが食べられる飲食店やお土産屋さんが充実し、賑わっています。
本丸御殿
金シャチ横丁
忍者アイス
名古屋城の施設情報 | |
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施設名 | 名古屋城 |
所在地 | 〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1番1号 |
電話番号 | 052-231-1700 |
交通アクセス | 市営地下鉄名城線「名古屋城駅」下車 7番出口 徒歩5分 |
営業時間 | 9~16時30分 |
休館日 | 12月29日~1月1日の4日間 ※ただし、催事等により変更となる場合があります |
駐車場 | 有り |
入場料 | 大人:500円 中学生以下:無料 ※名古屋市在住の65歳以上の方:100円 |
公式サイト | https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/ |
イケメンゴリラがいることで有名な「名古屋市東山動植物園」(名古屋市千種区)のある「東山公園駅」へは、「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館」がある「丸の内駅」から、市営地下鉄鶴舞線・東山線を乗り継いで約25分です。
東山動植物園は、1937年(昭和12年)に開園。約60ヘクタールという広大な敷地には、動物園、植物園、遊園地を併設しています。動物園には日本最大級の「アジアゾウ舎」があり、「ゴリラ・チンパンジー舎」や「レッサーパンダ舎」、植物園では「温室前館」などが続々リニューアルオープン。新しい清潔感のある、名古屋自慢の施設です。
動物園で会えるのは、イケメンゴリラの「シャバーニ」やアジアゾウの「ワルダー」さん。コアラの「ココ」ちゃんやキリンの「アメリ」ちゃん他、ライオンやペンギン、エミューなど550種の動物達。園内には「ゾアシス」というレストランもあり、「どて丼」などの名古屋めしやコアラカレー、トルコ料理まで楽しめます。
イケメンゴリラのシャバーニ
アジアゾウ舎
コアラカレー
名古屋市東山動植物園の施設情報 | |
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施設名 | 名古屋市東山動植物園 |
所在地 | 〒464-0804 愛知県名古屋市千種区東山元町3-70 |
電話番号 | 052-782-2111(代表) |
交通アクセス | 市営地下鉄東山線「東山公園駅」下車 3番出口 徒歩3分 市営地下鉄東山線「星ヶ丘駅」下車 6番出口 徒歩7分 ※植物園は星ヶ丘駅が最寄りです |
営業時間 | 9時30分~16時50分(入園は16時30分まで) |
休館日 | 月曜日 ※月曜日が祝日、または振替休日の場合は直後の休日でない日が休園日 年末年始(12月29日~1月1日) |
駐車場 | 有り |
入場料 | 大人:500円 中学生以下:無料 ※名古屋市在住の65歳以上の方:100円 敬老手帳等顔写真付きの住所・年齢の確認できる物が必要 |
公式サイト | https://www.higashiyama.city.nagoya.jp/ |
「名古屋港水族館」(名古屋市港区)のある「名古屋港駅」へは、「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館」がある「丸の内駅」から、市営地下鉄鶴舞線・名城線を乗り継いで約42分です。
名古屋港水族館が開館したのは、1992年(平成4年)。イルカやシャチ、ベルーガ(シロイルカ)のパフォーマンスが行われるメインプールは、幅60m・奥行き30m・最大水深12mで、何と日本最大級。
真鰯(まいわし)がトルネードする「黒潮大水槽」や「ペンギン水槽」、「ウミガメ回遊水槽」の他、500匹ものクラゲが展示される「くらげなごりうむ」など、思わずうっとりする魅惑の展示がたくさんです。深海魚のギャラリーやサンゴ礁の水槽もあり癒されます。
シャチのパフォーマンス
真鰯のトルネード
くらげなごりうむ
名古屋港水族館の施設情報 | |
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施設名 | 名古屋港水族館 |
所在地 | 〒455-0033 愛知県名古屋市港区港町1-3 |
電話番号 | 052-654-7080 |
交通アクセス | 市営地下鉄名港線「名古屋港駅」下車 徒歩5分 |
営業時間 | 9時30分~17時30分(入園は16時30分まで) 春の大型連休、夏休み:9時30分~20時 冬期:9時30分~17時 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) ※春の大型連休・7~9月・年末年始・春休みは無休 臨時休館(冬期にメンテナンス休館あり) |
駐車場 | 有り |
入場料 | [通常入館] 大人:2,000円 高校生:2,000円 小中学生:1,000円 幼児(4歳以上):500円 [夜間入館] 大人:1,600円 高校生:1,600円 小中学生:800円 幼児(4歳以上):400円 |
公式サイト | https://nagoyaaqua.jp/ |
「徳川美術館」(名古屋市東区)のある「大曽根駅」へは、「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館」がある「丸の内駅」から市営地下鉄桜通線と名城線を乗り継いで約20分です。
徳川美術館は、1935年(昭和10年)に、尾張徳川家19代「徳川義親」(とくがわよしちか)氏の寄贈により、「財団法人徳川黎明会」が開館した美術館。尾張徳川家の重宝、国宝9件、重要文化財59件を含む約10,000点の大名道具が所蔵されています。
刀剣ファンの皆さんにおすすめしたいのが、国宝で名物の「庖丁正宗」や「後藤藤四郎」、「津田遠江長光」など。こちらは常設展示ではありませんが、徳川家重宝の刀剣は、かなり観る価値が高いので、特別展・企画展を随時確認して、ぜひ観に行きましょう。
また敷地内には、尾張徳川家の旧蔵書を公開する「名古屋市蓬左文庫」が隣接。本格的な日本料理を楽しめるレストラン「宝善亭」や和菓子付きの抹茶を楽しめるコーヒーラウンジなどがあるのも魅力です。ミュージアムショップやお土産屋さんには、徳川美術館オリジナル商品やお菓子もあり、充実しています。
名古屋市蓬左文庫
宝善亭
宝善亭の「旬小箱」
徳川美術館の施設情報 | |
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施設名 | 徳川美術館 |
所在地 | 〒461-0023 愛知県名古屋市東区徳川町1017 |
電話番号 | 052-935-6262 |
交通アクセス | 名鉄瀬戸線「森下駅」下車 徒歩7分 JR中央本線「大曽根駅」下車 徒歩12分 市営地下鉄桜通線「車道駅」下車 徒歩15分 |
営業時間 | 10~17時(入館は16時30分まで) |
休館日 | 月曜日 ※月曜日が祝日・振替休日の場合は直後の平日 年末年始(12月29日~1月1日) |
駐車場 | 有り |
入場料 | 一般:1,400円 高・大生:700円 小・中生:500円 |
公式サイト | https://www.tokugawa-art-museum.jp/ |
「名古屋市科学館」(名古屋市中区)がある「伏見駅」へは、「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館」がある「丸の内駅」から、市営地下鉄鶴舞線で約1分。徒歩でも約20分という近さです。
ミュージアムショップ
名古屋市科学館は、1962年(昭和37年)に白川公園内に設立し、2011年(平成23年)にリニューアルオープン。
世界最大級と言われるプラネタリウムがあり、巨大な球状の外観が特徴です。光学式プラネタリウムの「ユニバーサリウムIX(9)型」が搭載され、9,100個ある恒星の正確な位置と明るさを映し出し、美しさが抜群。音響機器も最高品質で、学芸員さんによるライブ解説も評判です。快適なリクライニングシートに座って、寛いで鑑賞できます。
また、土日祝日は小・中学生を対象に、10分程度でできる工作(無料)やロボット制作、プログラミング改良などを開催。館内には「ミュージアムショップ」もあり、星空や科学にまつわるグッズが揃っています。
名古屋市科学館の施設情報 | |
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施設名 | 名古屋市科学館 |
所在地 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目17-1 |
電話番号 | 052-201-4486 |
交通アクセス | 市営地下鉄東山線「伏見駅」下車 徒歩6分 |
営業時間 | 9時30分~17時(入館は16時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日、第3金曜日、年末年始(12月29日~1月3日) |
駐車場 | 有り |
入場料 | [展示室とプラネタリウム] 大人:800円 大学・高校生:500円 小人:無料 名古屋市在住の65歳以上の方:200円 |
公式サイト | http://www.ncsm.city.nagoya.jp/ |
「名古屋市美術館」(名古屋市中区)へも「刀剣ワールド名古屋・丸の内 別館」から、徒歩で約20分。名古屋市科学館から名古屋市美術館へは、徒歩3分です。
名古屋市美術館は、1988年(昭和63年)に、名古屋市出身の建築家「黒川紀章」氏が設計して開館した美しい美術館。「川合玉堂」(かわいぎょくどう)氏など、東海地方ゆかりの作家の作品や「モディリアーニ」の「おさげ髪の少女」などエコール・ド・パリと呼ばれる画家達の作品など、約800点を蒐集、所蔵しています。
常設展の他、「クマのプーさん展」など、話題の企画展を開催。美術館の館外にも、「イサム・ノグチ」氏や「アントニー・ゴームリー」氏など現代彫刻家のオブジェが置かれ、楽しめます。
名古屋市美術館の施設情報 | |
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施設名 | 名古屋市美術館 |
所在地 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目17-25 |
電話番号 | 052-212-0001 |
交通アクセス | 市営地下鉄東山線「伏見駅」下車 徒歩8分 |
営業時間 | 9時30分~17時(入館は16時30分まで) |
休館日 | 月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館) |
駐車場 | なし |
入場料 | 一般:300円 高校・大学生:200円 65歳以上の方:100円 中学生以下:無料 ※学生証・敬老手帳等をご提示下さい |
公式サイト | https://art-museum.city.nagoya.jp/ |