日本美術刀剣保存協会(日刀保)名古屋支部の活動についてご紹介します。名古屋市や愛知県近郊で「日本刀について勉強したい」「刀剣を間近で観てみたい」とお考えの方は、日本美術刀剣保存協会(日刀保)の名古屋支部に入会するのがおすすめです。鑑賞会は見学も可能。初心者向けの説明もあります。
日本美術刀剣保存協会(以下、日刀保)の名古屋支部は、1948年(昭和23年) 6月に設立されました。
(名古屋支部Webサイトより)
刀剣鑑賞会
鑑賞会を毎月実施しています。会場は愛知県名古屋市昭和区の御器所(ごきそ)です。
鑑賞会では、日刀保本部の先生や、刀鍛冶・研師(とぎし)の先生が用意して下さる5振の刀剣をじっくりと鑑賞できます。実際に刀を手に持って鑑賞することができるのは、日刀保の支部ならではの体験です。
鑑賞会では、まず入札鑑定を実施。入札鑑定とは、茎(なかご)の銘(めい)を隠した状態で刀身(とうしん)を鑑賞し、その作風から作者を推定していくことです。ズバリ当てることができたら「当たり」、師弟関係や親子関係にあるなど、かなり近い刀工に入札すると「同然」(どうぜん)といった判定が出されます。一通り入札が済んだら、先生による解説があり、そのあとは解説を踏まえて再び刀を鑑賞します。
しかし、作者が分からない状態で日本刀を鑑賞するのは、初心者にとっては難しいことです。「どんなところを観たら良いのかも分からない」ということもあるかもしれません。
そのため、名古屋支部では、先生による解説に先立って、初心者向けに答え合わせの時間があります。こちらは名古屋支部のベテラン会員の方が説明を行います。一足先に答えと説明を知った状態でじっくり鑑賞し、刀を勉強することができます。
鑑賞会に参加してみたいという方は、以下の情報を添えて、名古屋支部ホームページの「お問い合わせ」フォームよりご連絡下さい。名古屋支部から詳細についての連絡があります。
※担当者よりお電話にていくつか確認させていただく場合がございます。
見学申込みの必要事項 | |
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1. | 住所 |
2. | 氏名 |
3. | 年齢 |
4. | 性別 |
5. | 電話番号等の連絡先 |
6. | 他の刀剣団体に所属していた(経験者)、本部の会員である等ありましたら、その旨お知らせ下さい。 |
※見学には事前申込みと当日会費1,000円が必要となります。
※事情により見学できない場合もございます。
※未入会での見学は3回までとなります。以降の参加には入会が必要です。
名古屋支部の加藤博司支部長から、メッセージをいただきました。
我々名古屋支部では先人が守り伝えてきた日本の誇り、世界に類例のない日本刀を健全な姿で末永く後世に伝えるべく集い、研鑽するものであります。
意を同じくされる方々のご参集を祈念します。
※ここより先は外部サイトにリンクします。お問い合わせや申込みは以下よりご確認下さい。